ハサミを知ってほしい

カット=ハサミ


美容師以外の人が手掛けてはいけない唯一の項目、それがカットです。カットは国家試験を経て衛生面などをクリアした環境でしか認められていません。つまり美容師の特権なのです。それを支えるハサミを安心して選べるよう、美容師自身も見極める目が必要になります。

たくさんのメーカーのハサミを試しましょう。そして製造内容など自分で確かめ、時には失敗しながらもご自分で選ぶことが大切です。

目的を果たせるハサミか


ハサミには魅力が溢れています。これからご紹介するのは エフェクティヴと連携を取ったハサミです。我々のメンバーが関わって製造しており、目的がはっきりとわかるものです。他ではできない事がたくさんあります。

 

刃付けが美容師しかわからない領域であるハサミです。他メーカーとの大きな差は、現役の美容師であり ハサミ屋でもある考案者が、カットを追及した結果行きついたハサミであるということです。


センター交差というポイント


従来の「セニング」というカテゴリーのハサミは 「抜けを良くする」 という条件が求められました。それで片方のクシ刃幅が広くもう片方の棒刃の幅が狭くなっており、センター交差ができていませんでした。

 

気をつけていないとカットラインが曲がって切れてしまう構造だったのですが、なかなかハサミの製造には反映できず 技術者の手で誤差を出さないように気をつけることしかできませんでした。

センター交差できないためカットラインが曲がってしまいます
センター交差できないためカットラインが曲がってしまいます。
両櫛のセニングも同様でした
両櫛のセニングも同様でした。

ここが意匠登録第1553005号のポイントですが、ストラトを含めた「リーディングシザーズ」はしっかりとセンター交差するハサミである ということが大きな違いです。

ストラトリーディングシザーズ画像 しっかりとセンター交差するため、青線の軌道をそのままカットラインに反映できます。

両櫛のセニングシザーズ

セニング根元画像 特に根元がセンターからズレています
特に根元がセンターからズレています。

ストラトリーディングシザーズ

ストラト根元画像 青線の軌道をそのままカットラインに反映できます
青線の軌道をそのままカットラインに反映できます。

ハサミがしっかりとセンター交差することで、思い描いたカットラインを表現しやすくなります。センター交差とそうでないハサミがどのぐらい違うかが気になる方は、まずご自身でお持ちのシザーとセニングシザーを開閉して確かめてみてください。

リーディングシザーズ

新製品

ストラトリーディング


意匠登録第1553005号

リーディングシザーズの新製品です。使い方次第でエフェクティヴのラインが簡単に出せてしまいます。「セカンドカット」というテクニックを使い ハサミとレザーの長所を融合したようなカットをすることができます。両グシでセンター交差する、細身で扱いやすさを重視した 少し短いハサミです。

 

この形状は「咬む」「ガタつく」「パクる」「研げない」などの点を克服して完成しました。通常のセニングと比べて幅がないので 細く・軽く・操作しやすくなっています。また センター交差していますから、カットシザーズと同じ軌道を辿れます。

*ただ今、在庫の確保が困難な一丁となっております。お早めにお問い合わせください。

リーディング1【シュリンプ】


意匠登録第1553005号

唯一無二のいい仕事をしてくれる一丁です。とても小さい ピンセットのように使えるリーディングシザーズです。細かい所や艶と流れを巧みに表現できる、なくてはならないハサミと言えます。 


リーディング2【アウル】


「美容師が使える最小のハサミ」をテーマに造った「宮大工のカンナ」のような必要にして生まれた小さなハサミ。エフェクティヴの特許技術を最大限に表現できる唯一のハサミです。立体にカットをする意味が納得できる一丁です。「ネープの内側にハサミが入る」この意味が伝わる方にはお勧めできます。


オリジナルシザーズも造れます

ハサミというものは、基本的に一丁ずつでは造れません。一丁でも最低ロットでもとんでもない金額がかかります。 しかし、ある程度の人数が揃えば刃の部分から鋼材と言った部分まで新しい事に挑戦できるのです。 内容によってはストックされた中からの構築により、似てはいますが他には無い一丁が通常の価格でできたりもします。

同じ美容師として話すことができ、作り手とのネットワークがあることが一番の特徴です。これが間に企業が入る訳でなく、ハサミの製造に関わる美容師が居る強みです。