TRE-QU Ⅰ

ハサミ&ヘアケアのTRE-QU【トリック】

誕生秘話


  • ハサミの潤滑とサビ防止に適したトリートメントを作ること
  • 髪の毛の断面をカットと同時にトリートメントすること
  • 上記ふたつを叶えるトリートメントを作ること

これがTRE-QU【トリック】を作るにあたっての目的でした。

 

今まで見逃していた切りっぱなしのカット断面。この小さなポイントに着目しました。

切れ味の悪いハサミで切ったり メンテナンスされていない刃物で切断した場合、毛髪断面が不規則に千切れるため カットの時に枝毛や損傷毛の原因を作っているとも言えるのです。また、ハサミのメンテナンスに潤滑油はつきものですが、一般的な潤滑油だとベトベトになってしまい カットをしたときに隙間に毛が挟まってしまうのが難点でした。

 

ハサミに塗っておくだけでハサミのメンテナンスができ、カットをしながらお客様の髪をケアできる製品ができないかと考えたのです。

成分と、誰でも適量を使えるようにするために


成分は自然志向のナチュラルトリートメントです。髪の毛にも「安全性重視」のナチュラル成分を維持しながら、ハサミの「潤滑剤」及び「サビ防止」の両立は実に困難でした。髪の毛に安全とは言え、金属の腐食の原因になりそうな部分は排除しなければいけません。

製造業者との連携を取りながら「美容師側」と「ハサミ製造側」の最適な所を探した一つの落とし所が見付かりました。

 

刃の裏側につけたトリートメントが 毛髪を切断したと同時に瞬時に付着するのですが、これが最少適量かつ的確に付着させるための調合を強いられました。薄すぎると上手くいきませんし、分量をオーバーするとベトベトになってしまいます。通常のハサミ用潤滑油のように全体に付けるのでは多すぎるのです。ティッシュのようなものに染み込ませてもテストしましたが、個人差により程度が安定せず、多く付きすぎた時がベトベトになってしまうのです。

 

そこで適量を染み込ませた不綿糸を使う事で、軽く刃に触れるだけで適量がつくようにしました。この染み込ませる量がとても苦戦しました。

 

本来は理美容師専用に開発されたものですが、それを手にした一般女性が普段使いのハサミで枝毛や前髪を切る時にこのアイテムを使った所 いい結果になっているようです。安全性の高さと使用量の精度にこだわった結果、店販としても有効な製品となりました。

使い方


1.袋から出します

袋を開けたら、不織糸の端を持つようにしてください。

2.触点につけます

ハサミを開き、裏側の触点部分に付けます。(できればネジを外してください)

この時に指で押し付け過ぎると付け過ぎたり怪我の原因となりますので、あくまでも軽く滑らせるようにしてください。

3.裏の糸刃につけます

次に糸刃に刃元側から切っ先にかけて塗布します。触点同様指で押さえないようにする事が大切です。目で見てしっとりと薄く乗っている事が重要です。怪我をしないように気をつけてください。


写真の黄色い所(黄色い部分左側の幅広い部分が触点です)

触点から糸刃(裏刃)に軽くスーっと滑らせるようにつけます。

今までのオイルやトリートメントとは違い、軽くつけるだけで断面を保護するには十分な量が付着します。


仕事終わりには


仕事終わりにはハサミを必ずバラし、ネジ穴などに入った毛を掃除します。最後にこの製品を使い、ネジ穴を中心に刃の部分全体をケアしてください。

 

この時に、力を入れたり 刃を指でなぞったりすると怪我の原因になりますのでおやめください。