教わるより。盗めっ!☆

 

 

専門学校を卒業し

入社したての悶々太郎。

 

腰に何丁もハサミを入れている

スタイリストの先輩方にあこがれた。

 

 

早く自分もお客様に入りたい(切りたい)と。

 

 

先輩方のハサミは高価なものだし

なかなか触れて見させてくださいなんて

言える代物ではないし

 

しかし「あのスタイル」にするには

鋏は必須だし。

 

先輩の何かを直接

教えてもらえないのなら

 

盗むしかないと

遠回りかもしれないが

 

悶々太郎にとっての道を探した。

 

 

「ワゴンの清掃」

 

スタイリスト個人に託されていた

ワゴン清掃を

全て私が引き受けた。

 

というより

率先してやらせてもらった。

 

毛をはらうことはもちろん

スプレーイヤーの水替えや

 

ドライヤーのホコリ詰まりを取り除いたり

 

時には

余計なことをしてしまっていたりもしてたと思うが

目をつぶっていてくれたのだと思う。

 

 

しかし、

 

そうするとね

 

 

鋏に

触れられるんだよね~

 

こっそりとだけど。。。

 

 

 

なぜこの形なのか?

 

 

教わった持ち方と

営業では違う持ち方の

先輩の立ち姿を

 

間違え探しのように観察した。

 

 

油がちゃんとさせているか。

毛だらけのハサミの人もいれば

キレイなハサミの人もいる。

 

その人の切るカットや

立ち振る舞いはどうなんだろ~

 

とかね。

 

 

 

 

ブローブラシなんかも

くし刃の削れ具合が違ったりして

 

その人のクセなどもそこから覗けたりした。

 

あ~だから

お客様の髪の毛があ~なるんだっ!

 

って

良くも悪くも

 

 

”ソコ”

 

 

”アソコ”

 

がつながったりした。

 

 

道具の汚れ具合や削れ具合

ヤレや味なんかも

 

何か理由があるのだと思う。

 

それはなぜか?の

 

「?」を

 

探偵のように探っては盗むの繰り返し。

 

 

これは営業中に

 

営業と勉強が同時にできてしまうという

 

欲張りな悶々太郎の性格だからなのだろうか?!

 

 

皆がやっているかどうかなんて

どうでもいいんだよねっ!

 

 

だって自分の為なんだ悶☆