懐かしいハサミ1

 

とても懐かしいハサミ

 

25年ほど前に購入したハサミですね。

 

 

あの頃はハサミの事は何にも知らず、

 

とりあえず先輩の言うとおり

 

「メガネ型」のハンドルで、

 

「小指掛けは外す」

 

と言った事を守り、

 

「絶対にケチってはいけないよ!」

 

との教えから、

安月給の時にも係らず、スキー用品を我慢して

 

当時で確か8万円で買ったモノです。

 

未だに品質を保ち、ほぼ完品で状態を保っています。

 

これは奇跡と言える状態で、信頼できるハサミ屋が居なくて

 

「研ぎ」に出す事ができず、自分で刃付けができるようになって

 

初めて砥いだようなハサミです。

 

 

開くとこんな感じです。

 

チタンコートのステライトですから、焼きの戻りなどは問題にはなりませんが、

 

蒸着のような工程により金色が載っているかと思う点での

 

加熱が侵食したムラを刃に与える影響がいかがなものかと

 

今では疑問もありますが、

 

切れ味等、とても特徴があり、好きなハサミなんです。

もちろん表面に薄く載っているだけの金色ですから、

 

「刃付け」をする上では本来の色が出るまで削る必要があります。

 

触点部分をアップにしましたからその点が明確に見えますね。

 

これはステライトにチタンコーティングですから、

 

様々な点で、「色をつけるハサミ」の限界かと思います。

 

 

これ以外の色づけは一つも良い事が無いように思う自分ですから、

 

これ以外に色のついたハサミは1丁も買っていません。

 

この後、結果的に数百丁!

 

或いはそれ以上のハサミに携わって来ましたもので、

 

購入したハサミだけでも数える事が不可能ではありますが、

 

過去の大切な固体はそのまま残っています。

 

今後もそれらのご紹介も含め、書ける限りの説明も入れて行きたいと

 

成り行き不明ながら考えています。

 

 

それではまた・・・。

 

 

粟野でした。