懐かしいハサミ5

このハサミ!

 

技術者として三年目くらいに飛び込みで来たハサミ屋さんから購入しました。

 

売り文句は

 

「手造りの逸品」

「職人の少量生産品」

 

みたいな事だったと記憶しています。

 

ですが、その後に色々と事実を知ってしまい、

当時は愕然とした上、

美容師として赤面した思い出があるハサミですね。

 

そうなんです。

色々と知りたくない秘密があるハサミだったんです。

 

このハサミ屋さんが面白くて、

その場で砥石を出して刃をつけるんです!

 

なんかその光景に感動して

「ハサミの事を教えて欲しい!」

と言ったところ、

毎月来てくれて、その度に二時間くらいずつ教えてもらいました。

 

それがハサミの業界に入る切っ掛けともなったのでしょうか・・・。

 

その後、この人がイカサマだった事や、

ハサミの事を知らない美容師の現状などを知りましたが、

これはこれでとても勉強になり、

現在もとても感謝しています。

 

そんな思い出のハサミです。(^^)

 

その後、自分でハサミのコントロールができるようにもなり、

自分なりに改造はしましたが、

根本の使いにくさは最後まで残り、

結局、使い物にはなりませんが

たまに刈上げなどで使いたくなる時がありまして、

使いにくいのにわざわざ引っ張り出してしまうハサミでもあります。

 

 

なんか、楽しんでいるハサミなんでしょうね(^^)

 

 

 

このハサミの歴史と言うか時間は自分を育ててくれている事とも言え、

 

もしかしたら、いつかこのハサミの意味や必要性が判っちゃう日が来るかもしれないと

 

あらぬ期待と知りながらも待っているんです(^^)

 

 

 

これも一緒に歳を重ねるハサミの一つです。

 

 

粟野でした。